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かがやきの丘 リハビリテーション科 「三五八作り」
2021.02.02
かがやきの丘
1月20日は大寒。
今年は積雪は多く、寒く厳しい冬になりました。
そんな寒中に、お客様と一緒に三五八を仕込みました。
三五八は塩・麹・米をそれぞれ3:5:8の割合で使うことに由来しているそうです。
お客様は毎年冬に1年分の三五八を仕込んでいたそうで、
今回はその三五八の作り方を職員に伝授して頂きました。
まずは、もち米を炊いて
炊きあがったら麹と混ぜます。
この時、麹の菌を生かすために人肌に冷ましてから混ぜることがポイントだそうです。
もち米の粘りが強く、麹と混ぜ合わせるには結構な力が必要でしたが、
お客様は慣れた手つきで作業されていました。
最後に、塩と混ぜ合わせて三五八の完成です。
「久しぶりだったけど、上手くできて良かった。」
いつも通りの出来栄えに、お客さまも嬉しそうでした。
出来上がった三五八を使って野菜を漬け、後日お客様の給食にて提供しました。
塩加減もちょうど良く、久しぶりの三五八の味に喜ばれていました。
お家に帰られた後も、得意の料理を楽しんで頂けたらと思います。
(2021年1月29日 医療法人社団緑愛会 かがやきの丘 リハビリテーション科 増田)